エナジードリンク

エナジードリンクの副作用について新しい危険性の警告が出た


こんにちは‼️
サプリソムリエ宮下です。

皆さんはエナジードリンクを
飲まれたことはありますでしょうか?

 

最初に書いておきますと
僕自身は大人が適切な量飲むのは
あまり問題ないと考えています。

あくまで嗜好品の1種の扱いです。

 

しかし。

 

知識がなく
カフェインへの耐性が大人よりも弱く
流行に影響されやすい

青少年に関しては
非常に問題があるのではないかと思います。

 

数年前のアメブロ時代から何度か
エナジードリンクの問題点
について書いてきました。

➡️子供にエナジードリンクを飲ませると成績が落ちる?

例えば上の2年前のものだと

エナジードリンクを子供に飲ませると
ADHD(注意欠如・多動症)のリスクが
66%上がる

米国小児学会は10代の子供には
1日のカフェイン量は100mgまでが限界値と発表

というような内容を書いています。

 

こういう話は最近では日本でも

死亡者が出てしまったり
NHKが特集を組んだり
厚生労働省がHPに載せたりして

だんだんと浸透してきましたが。

 

今年予備校や大学の受験会場に行ってびっくりしたのが
勉強中の学生達が
本当にガンガン飲んでいること。

空き缶入れのゴミ箱は
エナジードリンクだらけになっていました。

大人は知識として
エナジードリンクの飲み過ぎは良くない
というものが少しずつ広まっているように見えますが。

実態として若者には
むしろ広がっているように感じます。

 

そんな中
昨日インターネットニュースに
こんなものが載っていました。


参考記事

要点を取ると
エナジードリンクについて

☑️アメリカスポーツ医学会が子供への危険性を警告
☑️イギリスで大手スーパーが16歳以下への販売を中止
☑️カナダでも死亡事故が起こり製造・販売の規制を検討

☑️しかし世界では売上が爆発的に伸びている

☑️アメリカのFDA(厚生労働省みたいなところ)では
 ドリンク100mlに対し20mgのカフェインを制限量としているが
 それを大きく超える商品もある

☑️アメリカでは9年間で18人の方がエナジードリンクで亡くなっている

というものでした。

日本のエナジードリンクは
250mlのものが多いですが。

こちらで50mgのカフェインを超えていると
アメリカのFDAでは問題があると考えています。

しかし。

現実には日本のエナジードリンクの9割以上が
この基準を超えたカフェインを入れている印象です。

 

この記事にはアメリカスポーツ医学会の警告内容について詳しく書かれていなかったので
そちらも原文を見てみると

過剰なレベルのカフェインが
エナジードリンクに見られ

☑️心血管
☑️神経
☑️胃腸
☑️腎臓
☑️内分泌システム
☑️精神症状

への副作用のおそれがある事が
これまでの研究のまとめで分かりました。

問題ない量で適度に使えば
エナジードリンクは短期的には
機能を強化する効果があるかもしれません。

しかし飲用者は普通
長期で起こりうる多くの潜在的副作用を知りません。
そしてそのうちいくつかは
極めて深刻なものです。

特に以下の4つが
アメリカスポーツ医学会の
主な警告です。

 

子供を危険から守る


青少年は体が小さいほか、大人と比べてカフェインに慣れておらず
量も大事だが、飲む回数頻繁で多いという事もあるため
特にエナジードリンクの副作用のリスクが高い。

エナジードリンクは子供向けでない
という情報を強く、広く普及する必要がある。

 

子供へのマーケティング


マーケティングにおいては
影響を受けやすい集団にアピールしてはならない。

現在エナジードリンクのメーカーは
webやSNS、TVなどで宣伝しているが
それらは青少年にアピールするものだ。

青少年が関係しているスポーツ等の
イベントで彼らを対象とした
マーケティングは許されるべきではない。

 

激しい運動の前後にはエナジードリンクは飲まない

健康や運動レベルに関係なく
安全性や有効性のデータができるまで
エナジードリンクは運動前後、運動中には飲まない。

運動前後にエナジードリンクを
飲んだ人の死亡例が複数ある。

 

さらなる教育とデータが必要

エナジードリンクの潜在的副作用と
安全な飲用ほうについて強調した
認識と教育への投資が必要。

学校のカリキュラムベースで優先して
教えるべき。

 

また青少年以外でも
妊婦や授乳婦、心臓病を持つ人なども
エナジードリンクは避けるべき

運動後の水分補給では使わない
アルコールと混ぜない

「高濃度カフェイン」
「アルコールと混ぜない」
という警告を書くべき

とも書かれていました。

出典『最新スポーツ医学レポート』(英文)

 

これらはアメリカのもので。
日本には関係ないと思っている方も
いらっしゃるかもしれません。

 

しかし。

現実に日本でも
ものすごい勢いで
エナジードリンクは売れています。

また、すでに日本でも
死亡事故や健康被害が出ています。

日本中毒学会によると
過去5年間で

101人が救急搬送
7人が心肺停止
3人が死亡

というカフェイン中毒の調査結果も出ています。

 

そして、実際に飲んでいる人の多くは若者です。

特に高校・大学の
部活の試合会場

フットサル会場や
スノーボードなどXスポーツのような
少しおしゃれなイメージのイベント会場

若者が集まる各地域のファッションの中心地
そして受験会場、予備校近辺

これらの場所で
よく無料で配っているのを見ます。

「エナジードリンク イベント」
「エナジードリンク 車」

で画像検索すると
どんな感じで配っているのか
イメージがわくと思うのですが

日本ではエナジードリンクは

おしゃれな若者が
スポーツをするときや
頑張ってる時に飲むもの

というイメージ付けがされていて
完全に上記の警告に逆行しています。

最初はタダでもらって
美味しく飲んで。

ほとんどのエナジードリンクは
大量のカフェイン
大量の糖分で脳を刺激するので

元気になった気がします

しかし、これらはあくまで
元気の前借り
で。

実際はリバウンドのある成分で
数時間後には
飲まなかった時の2〜3倍疲れます。

結果、また飲みたくなるという常習性があるので
ある意味タバコと似た感じの危険性もあるんです。

さらに近年多くのエナジードリンクに入っている
アルギニンという成分は
カフェインと一緒に摂ることで
興奮作用が強くなることがわかっています。

もちろん覚醒剤やコカインほどではないですが
興奮作用が強まることでも
常習性が出やすくはなるでしょう。

カフェインなら
コーヒーにも入ってるじゃないか
という意見もあると思います。

他のカフェインが多いもの。

コーヒーやお茶は
それらに含まれる別の成分が
カフェインのデメリットを相殺するとされていますし。

栄養ドリンクはおっさんが飲むもの
というイメージで
若者はそこまで飲みません。

またこれらの飲み物はその味からも
若者が1時間に何度も飲むようなリスクは少ないと思います。

しかしエナジードリンクは
ジュース感覚でたくさん飲んでしまい。

またスポーツドリンク感覚で
汗が出たら水分補給がわりに
すぐ飲む子もいます。

エナジードリンクは
ジュースでもスポーツドリンクでもありません。

未成年は簡単に飲むべきではないし
飲んだとしても1日1本以内に抑えるべきです。

 

今後も時々
こういった情報もあげていこうと思います。

未だご存知なく
ただのジュース感覚で飲んでいる方も多いので
そういった感じでお子様に飲ませている方がいたら
ぜひ教えてあげてほしい情報でした。

 

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お陰さまであっという間に
3000人以上の方が登録
いただいていて。
本当にありがとうございます💦

 

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