エナジードリンクはどのくらい飲んだら危険？

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こんにちは‼️

座右の銘は

「いつまでも学生気分」

サプリソムリエ宮下です。

現在社長しながら浪人生やってます😣

いよいよ新年度ですね。

残念ながら僕の学生生活は
来年までお預けになりましたが

この春から新入生、新社会人を迎える皆様
おめでとうございます✨

もう20年も前になりますが
僕も１度目の大学生活に
胸を踊らせていた時期がありました。

初めて親元を離れ
一人暮らしをし。

本当に好きなものを食べ
本当に好きなことをし

大学には行かず
飲み会、サークル、バイト、コンパ
に明け暮れていましたが
とても充実した毎日でした。

…いわゆるダメ大学生です。

しかし。

僕は当時教育学部で
心理学を専攻していたのですが

心理学者エリクソンによると
大学生の時期は

モラトリアム

と呼ばれ。

受験戦争からも
労働からも解放された
大人になる直前の「猶予期間」。

このモラトリアム期の一番すべきことは

アイデンティティの確立

であり。
今風な言葉で言うと

「自分探しの完了」

になるのでしょうか。

それが完了するために必要な要素は
教育学者ハヴィガーストによると。

☑️同世代の男女との洗練された人間関係
☑️男または女としての役割の理解
☑️両親や他の大人からの情緒的自立
☑️経済的独立、職業選択や結婚の準備
☑️社会的に責任ある行動を取る
☑️その指針となる価値観を学ぶ

です。

つまり僕は

飲み会やサークルで人間関係を築き

コンパで役割を理解し

バイトで大人の責任や経済を学んでいました。

そう。

勉強よりも大事なことを
学んでいたのです‼️

という言い訳をしていたのです‼️

さて。

なぜこんな話をしているのかというと
気になるニュースが出ていたからでした。

日本の私立大学の最高峰
早稲田大学には
こんなサークルがあるそうです。

早稲田エナジードリンク研究会
参照記事

エナジードリンクを飲むだけではなく
エナジードリンクでご飯を炊いたり
シャンパンタワーならぬエナジードリンクタワーをしているそうです。

うん。

何を研究してるんだ。

いや、ぶっちゃけこういうノリは大好きです。

それこそ大学生の頃が一番
こういうのできると思いますし
僕は良いと思います。

つい先日も
エナジードリンクの危険性
について書きましたが

➡️エナジードリンクの副作用の新しい警告

この早稲田のサークルは
月一回の開催で
飲み過ぎには注意している
そうなので、そのくらいであれば全然良いとは思います。

実際、危険危険とは言っても
僕らが大学生の頃は
飲み会で新入生の一気コールとかまだあった時代で
（※当時の一般的な他校の話です）

アルコールを一気でガバガバ飲む方が
よっぽど危険なので
それに比べたら月イチエナジードリンクなんて
安全も良いところです。

こんな人いっぱいいました

しかし。

怖いなと思ったのが
サークルになる程
若い方に浸透していること。

早稲田ぐらい賢い方々であれば
知っていてセーブされているとは思うのですが。

エナジードリンクの主成分は

カフェインと糖分

です。

濃度で比較すると

コーヒーよりも強烈なカフェインと
コーラよりも大量の糖分で

脳を刺激し

元気になった

気がする

ものです。

ビタミンやアルギニンなども含まれていますが
これらはあくまでオマケ程度に見ておいた方がよく。

カフェインで脳をカッとさせて。
血糖値をバンと上げて

興奮状態にする。

というイメージなものです。

この興奮作用は
決して体が健康になっているわけではなく。
いわばドーピングのようなもの。

別の表現をすると

元気の前借り

で。

リバウンドがあり
数時間後には飲む前よりも疲れてしまいます。

結果
また飲みたくなる
という常習性を持っています。

この

の短期間の繰り返しで
何が問題かというと

☑️カフェイン中毒の危険性
☑️高血糖からの低血糖

の２つ。

カフェインにはメリットもあり
１回の摂取が
【20〜50mg程度】であれば
２〜６時間心がスッキリする

という効果が見られますが。

【60〜100mg】
スッキリ感が減り、思考が乱れる

【250mg〜700mg】
不安やイライラを感じ
興奮して眠れなくなる

【500mg】
肛門が緩くなり
思うようにトイレができなくなる

【1000mg（=１g）】
脈が速くなり
動悸や耳鳴りがする
認知機能に支障

【５g〜】
死亡の可能性

前回も書きましたが
残念なことに実際に
死亡者もすでに出ています。

これはあくまでカフェイン単体の話で
コーヒーやお茶などに含まれる成分は
カフェインのデメリットを抑える効果があるとされていて。

実際にコーヒー１杯には
90mgのカフェインが含まれますが

むしろ思考がクリアになる

という方が多いのではないでしょうか。

質の良いコーヒーには様々な健康効果もあります

しかし、エナジードリンクには
純粋なカフェインが含まれています。

人気のエナジードリンクは

185mlのR製品が
カフェイン80mg。

355mlのM製品が
カフェイン142mg。

R製品は一見
カフェイン量は少なそうに見えますが

ドリンクそのものの量も少ないので
おかわりして飲む方も多くいます。

特にスポーツをしている学生さんなどは
水分補給がわりに飲む方も多いようです。

また「１回で」と表現されると
まとめて飲まなかったらOK
みたいに感じられる方が多いと思うのですが。

カフェインの半減期（体内での濃度が半分に和らぐまで）は
成人で２〜７時間。

この間に次のエナジードリンクを飲むと
【１回で】に含まれるということです。

子供の場合はもっと長く
新生児の場合は100時間
かかります。

新生児に飲ませることは流石にないにしても。

個人差によっては
成人でも７時間の間に
エナジードリンクを２本以上飲むとアウト

という可能性もあり。
未成年ではそれがもっと長いんですね。

実際に海外では
14歳の女の子が
240mgのカフェインが入ったエナジードリンクを
24時間以内に２本飲んで死亡するという事件も起きています。

また日本人は遺伝子レベルで見て
カフェインに強くない方が多く。

日本人の４人に１人が
短期間で150mgのカフェインを摂ると不安感が増す
という遺伝子を持っていることが研究で示唆されています。

この遺伝子を持っている方の場合

人気のR製品だと２本。
M製品だと１本で
副作用が出る可能性があるということになります。

飲み物のカフェインの量の比較

さて、このカフェインの取りすぎは近年
子供の心の状態にも悪影響
を与えているように感じます。

僕が１回目の大学生だった頃。

教育心理学で
食べ物、飲み物の影響を学ぶことはありませんでした。

しかし20年経った現在は

腸内環境が心に与える影響や
オメガ３系脂肪酸が脳に与える影響

などがどんどん発見されてきており。

人の心はある意味
食べたもの、飲んだもので作られている
というのがわかって来ている時代です。

そして。

大量のカフェインと糖分は
青少年の心にも悪影響を与えているのではないか
という疑いが強くなって来ています。

先に書いた不安感もそうですが
☑️イライラする
☑️キレやすくなる
なども副作用もあり。

例えば1096人の養護教員を対象にしたアンケートでも
小中高生に異変が起きていることが
回答されています。

参考記事 Yahoo!ニュース特集より

また糖分と組み合わせることで
さらに大きな悪影響を持つ可能性もあります。

長くなりましたので
そのあたりはまた次回に。

次回分書きました。

➡️甘いものを食べ過ぎるとキレる子になる

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