ニュースレター

サプリ選びの基本の基本


こんにちは‼️
サプリソムリエ宮下です。

ここのところ
皮膚常在菌の話ばかり書いていて

すっかりサプリや栄養の話がご無沙汰になっていました

今日からはまた
栄養の話を中心に書いていきます。

今回は2018年3月号の
ニュースレターの転載。

過去のニュースレター一覧

ちょうど栄養が必要な理由のお話です。

サプリ選びの基本の基本の部分なので
改めて読んでみてください😊

 

上のような状態の方は
これを読まれている方にいらっしゃるでしょうか?

その原因は
栄養不足かもしれません!

と言ったら、まだ日本では

何言ってんだコイツ?

くらいの反応しかないかもしれません。

 

しかし。

国が毎年発表しているデータを見る限り、
実際に日本人の多くの方が栄養失調
なのです。

この飽食の日本で栄養失調なんてありえないでしょ(笑)

という方もいらっしゃるとは思いますが
イメージされているのは
ガリガリでお腹だけポッコリした貧しい国の栄養失調ではないでしょうか?

それではなく、先進国特有の

「新型栄養失調」

というものがあるんです!

 

先進国特有の「新型栄養失調」とは?

戦時中の日本や貧しい国でみられる、
一般的にイメージの栄養失調は
ざっくり言うと。

単純に食べ物が足りず
「炭水化物」
「脂質」
などの、エネルギー源になる栄養素が足りなくて、見た目にもガリガリになってしまう分かりやすい栄養失調です。

対して「新型栄養失調」
ビタミンやミネラル、食物繊維などが足りず、

見た目にはわからないけど
なんか元気が出ない
やる気が出ない
などの症状が起こります。

見た目にはわからないので気付きにくい

のがポイントです。

 

この

ビタミンやミネラルの不足は
様々な病気や症状を引き起こす原因

とされています。

 

でも、なぜかここを毎年詳しく調べている
医師、薬剤師、栄養士は少ないと言われています。

それは国の発表の仕方に問題があるのかもしれません。

 

まず「食事摂取基準」というものがあります。

これは
「ここまで食べたら大丈夫だよ」
ではなく

「これより足りないと病気になる可能性が高いよ」

という最低限の基準
各種ビタミン・ミネラルごとに推奨量が設定されています。

5年に1回発表され
最新版は2015年版です。

 

また「国民健康・栄養調査」というものがあります。
こちらは1年に1回発表され
すごく簡単にいうと

「みんなどれだけ栄養食べてるの?」

というものを年代別に発表しています。

栄養以外にも喫煙率や飲酒量、運動量など
様々なデータが発表されています。

TVの健康番組でよく見る
喫煙率が下がった!
みたいなデータはここから引っ張ってきてるんですね。

 

そして。

この2つはなぜか同時に載っているデータがありません。

年代別、性別ごとの
推奨量と摂取量のデータを
国が発表しているのに

それを照らし合わせてネットに載せている人も
見当たりません。

なので、例えば

「40代女性の栄養はどれくらい足りてるのかなー」

と思ったら、超がつくくらい小難しい
国が出した資料を2つも引っ張ってきて
照らし合わせて計算しないといけないんです。

 

はっきり言って

 

 

めんどくさい

 

 

ですよね。

そんなヒマでマニアな人いないですよね。

 

 

 

…僕以外は!!

 

 

というわけで今年も調べてみました!

これまでの流れ、
見たことあるって方も
いらっしゃるかもしれませんが

実は去年のこの時期にも同じものを
ニュースレターに載せています。

弊社のお客様には
医師、薬剤師、栄養士の方も多いのですが
特にそういった方から多くの反響をいただきました。

ぜひ毎年調べて欲しいとのことでしたので
今年も掲載させていただきます。

同じような内容でサボってるわけじゃないんですよー💦

とても大事な内容だと思うので
毎年書かせていただきたいんです。

 

各世代の栄養足りてる度

 

見ていただくとわかりますが
結論から言うと

全ての年代で
栄養が足りていません!

特に20〜40代がひどい。

さらに昨年と比較すると
全ての年代・性別で

葉酸、ビタミンCの摂取量が減っています。

 

30代女性を除くと

カルシウム、マグネシウムも減っています。

去年のものが気になる方は
こちらからご覧いただければと思うのですが。

元々去年時点でも全然足りてなかったのに
今年はさらに全体的に悪化傾向です。

 

サプリメントの仕事をしていると

昔はサプリメントなんて誰も摂ってなかったのに元気だった

と言う方がいらっしゃいます。

その当時はたくさんご飯を食べ
栄養価の高い野菜も摂っていたのだと思います。

実際当時はサプリは必要なかったと考えています。

しかし、グラフを見る限り
現代人は栄養が

特にビタミンとミネラルが全く足りていません。

また野菜の量も全く足りていません。

 

厚生労働省は1日350gの野菜を摂ろうねと推奨していますが
全ての年齢、性別で足りていません。

当然それらに含まれるビタミンやミネラルは
足りなくなります。

またこれは裏話なのですが
コンビニ等で販売されている
1日分の野菜が摂れるお弁当などが今大人気のようですが。


※写真はイメージです。

あれ、栄養素ではなく
1日に350gという「重さ」が基準
なんですね。

お弁当に使える野菜の原価、大きさは限られているので

必然的に「安くて重い」かぼちゃや根菜類ばかりになります。

 

つまり重さは足りても
栄養は摂れてなかったりします。

もちろん食べないよりはマシですが
イメージ戦略って怖いなーと思います。

各種ビタミンやミネラルは足りないと
このような症状が起きやすくなるので
気になるものがあったらぜひ意識してみていただきたいですね!

 

さて。

スペースの関係で今回はビタミンとミネラルだけのお話でしたが
実際には食物繊維やオメガ3系脂肪酸も足りていません。

これは日本だけではなく
加工食品が増え、好きなものを食べるようになった先進国では多くみられる状況なのですが。

栄養先進国のアメリカでは
それに伴ってサプリメントの売れ筋に

はっきりと
「足りない栄養素を補うために飲む」
という意識が見てとれます。

マルチビタミン、ビタミン単品を筆頭に
ミネラルやオメガ3、食物繊維など
足りないとされる栄養素ばかりが上位にきます。

緑茶(カテキン)のような
特定の効果を求める成分は
第10位に初めて登場。

まず基本の栄養素を
しっかり整えてからでないと
そういうものを摂っても効果が出ないことをみんな知ってるんですね!

 

対して日本では、

利益が出にくく
他社製品との差別化もしにくく
当たり前すぎて目立たない
マルチビタミンはあまり人気がありません。

それよりも

✅あの楊貴妃が食べていた果実
✅あの南の島だけで取れる奇跡の野菜
✅昔からその土地では薬として使われていた
✅職人さんが何年もかけて熟成した
✅ハリウッドで大人気の

のような派手なストーリーを好む傾向があり
メーカーもその方が売れるし
低い原価で利益が取れるのでオススメしやすいんですね。

実際、青汁やコラーゲン、酵素ドリンクなど
意外に栄養が少なかったり
根拠がまだあいまいなものが
ランキングに入るのが日本の健康食品業界の特徴です。

お好みで好きなサプリを飲むのはもちろん良いですが
その前に基礎になる栄養素を摂ってから。

これが一番大事ということを
ぜひ皆様には知っていただきたいです。

 

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