こんにちは‼️
サプリソムリエ宮下です。
今日のテーマはこちら。
日本人の栄養状態は北朝鮮レベル!?
衝撃的な文章ですが
以前、このようなタイトルが週刊誌に載りました。
飽食の国と呼ばれて久しい日本。
ニュースなどで国民の飢餓が伝えられている北朝鮮とは真逆のように感じますが…💦
実は現在、
日本人の食事摂取カロリーが急激に減っている
んです。
グラフは国が発表してる
国民が食事から摂っている平均カロリーの推移ですが
2016年時点で
なんと戦後直後の食べ物がないと言われた時代よりも
少なくなっているんです。。
その内容も急激に変わってきていて
炭水化物が減り
タンパク質は大きな変化はなく
脂質が急激に増えてきています。
脂質は他2つと比べて
カロリーがもともと多いのに
総カロリー量が減っているということは
食事の全体量が減っている
ということ。
これらは様々な要因があると
言われていますが
特に現在
若い女性の痩せすぎ問題
などとつながってきています。
ただ、戦後当時と比べて
運動量も大きく減っているので
必要なカロリーは少なくなっているかもしれません。
そういう意味では
カロリー摂取量が減ったからといって
必ずしも悪いとは限らないとも言われています。
しかし…
カロリーが足りていても
現代日本人には致命的に
足りていないものがあります。
それが
ビタミンとミネラル。
このニュースレターでも
何度も書いてきましたが
国が調べているデータによると
20~60代の全ての世代の
男女が何らかのビタミン・ミネラルが足りていません。
これらの栄養が足りないと
以下のことが起こりやすくなります。
このようにカロリーは
足りていたとしても
現代は必要な栄養素が足りてない状態。
これは昔ながらの
見た目でわかる餓死寸前の栄養失調と区別して
新型栄養失調
と呼ばれています。
15年ほど前から
その問題をずっと訴えてきましたが
最近やっとTVや新聞などでも
出始めました。
大人だけでなく
子供も80%以上が新型栄養失調に陥っている
という調査もあります。
まだ日本ではカロリーや
3大栄養素(炭水化物、タンパク質、脂質)
ばかり注目されていますが、
ビタミンやミネラルにもっと注目が集まって欲しいです。
ところでなぜビタミンやミネラルは
足りなくなってきているのでしょうか?
1つは純粋に食事量が減ってきているから。
そのことにより
摂取カロリーも減っています。
さらにその中でも
ビタミンの大事な摂取源だった
野菜の食べる量が減っています。
TVなどの影響で
アメリカ人はハンバーガーばかり食べて
太っていて、野菜なんか食べない
みたいなイメージをお持ちの方も多いのですが
実際はだいぶ前から
日本人の方が野菜を食べなくなっています。
それ以外にも栄養が足りてない理由に
こんなものがあります。
以下の図に
戦後すぐの1950年と
2015年の同じ種類の野菜の
栄養の差を載せました。
もちろん全ての野菜で
減ってるわけではありませんが
このように65年間で
栄養素が半分以下になっている
ものも多くあります。
この原因としては
例えば、ほうれん草は
夏と冬でビタミンCの量が3倍も違います。
このように多くの野菜や果物は
旬の時期に食べる意味が元々あったのですが
現在は様々な技術のおかげで
一年中美味しくいただけます。
その分旬でないものが多く出回り
その野菜本来の栄養素を摂るのが難しい状態になっています。
また例えば桃太郎というトマトは
とても甘くて美味しく
良く売れているのでご存知の方も多いと思いますが
あれは品種改良で甘味を増し
酸味や苦味を抑えたものです。
その酸味や苦味の成分こそ
実はビタミンやミネラルだったりします。
消費者が望むから栄養が減った
というものもあるんですね。
他にも、化学肥料だけでなく
野菜工場などで土を使わない
水耕栽培でミネラル分の減った野菜が増えているとも言われています。
野菜の栄養素が減った
という話題になると
昔と栄養の測り方が違うから本当は減ってない
と言う方もいらっしゃいますが
実際には、測り方以外にも
様々な要因が複雑に絡み合っていて
やはり足りなくなっているように思います。
昔はどこの家庭でも
ほぼ毎日3食自炊していました。
理想はそうすることですが
共働きも増え、便利なものも増えた近年では
3食全て自炊はとても難しいのではないでしょうか?
実際に私も
外食やお惣菜を買ってきて家で食べる
『中食』をすることもあります。
僕も、子供の頃はレトルトカレーが大好きでした😍
これらはとても美味しいですし
便利なのですが、ある欠点があります。
それは水煮食材を使っていることが多いこと。
外食、スーパーなどで売っているお惣菜
レトルト食品の業界などでは絶対に避けるべきものがあります。
それが食中毒。
特にインターネットやメディアが進化した現代では
一度の食中毒が企業にとって致命傷になります。
そのため、本体自然な食品は
時間が経てば必ず痛むものですが
外食、中食などでは問題が起きないような
様々な加工がされています。
保存料や添加物などが有名ですが
意外と知られていないのが水煮。
一般的に水煮食品というと
スーパーで売っているこういうものが知られていますが
実は外食、中食、レトルトの原材料の多くが
これに似た水煮食品でできています。
水煮食品は人件費や材料費が安い
ベトナムな中国で
野菜を適当なサイズにカットし
水で煮た後、何度も洗ってアクを出します。
そして水が透明になるまで
洗い切った後に
リン酸塩などの濁らなくなる添加物を入れ
パックして加熱処理されます。
この過程により
長時間腐りにくくなるのですが
反面栄養素が流れ出てしまいます。
便利な上に、クレームになりにくいので
多くの外食、中食、レトルト食品の材料にはこの水煮食品が使われているんですが、実は栄養が抜けているんです。
しかも栄養が抜けると
味も変わるので、代わりに化学調味料などの添加物で味付けをしてるものも。
その添加物の中には
身体に直接の害は少ないけれど
食べたミネラルとくっついて外に出してしまうものもあり
ますます栄養が足りない状況になっているんです。
チェーン店系の外食や中食
お弁当などでは水煮を使っている可能性が非常に高いので
計算上の栄養価よりも
実際の料理は大幅に栄養が少なくなっていたというデータもあります。
昭和中期頃までは
サプリメントは世の中にほとんど存在していませんでした。
実際、当時は必要なかったと思います。
しかし、令和の現代、食べ物の質は大きく変化しています。
実際に国も
ビタミン・ミネラルが足りていないと言っています。
栄養価の高い食材を
手軽に手に入れるのが難しい、
毎日自炊するもの難しい
こういう時代だからこそ
サプリで補うのも1つの手段
ではないでしょうか?
以上、2019年7月のニュースレターより転載でした。
皆様にも良いサプリに出会っていただけると嬉しいです。
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